ポートフォリオ報告 (2020年8月) 経済対策による金余り状況でハイテク株と注目株に金が集まり米国株は暴騰相場へ...しかし突然の調整、天国から地獄へ
「あぁ...どんどん株価が上がっていく...」
8月は経済対策による金余りの状況と経済回復期待、11月3日の大統領選挙に向けて急上昇していました。
...していました。
懸念材料と言えば、米中関連のニュースで目立った動き。
8月はTikTokをはじめとする中国アプリの排除に関する報道が目立っていました。
また米中関連と関係あるか真実は分かりませんが、Appleがエピックゲームズ(中国会社)の代表するフォートナイトを規約違反で開発IDを停止させられ裁判沙汰になっています。エピックゲームズは販売手数料30%を逃れるために、Apple販売プラットフォームではなく自社販売プラットフォームにユーザを意図的に誘導させ購入させていました。この方法を取られると販売先(Appleストア)を提供しているApple側が課金で1円も入らない状況となり、規約にももちろん違反行為として書かれていた内容を堂々とやられたので開発ID停止処置を取りました。今もなお過熱しております。
それ以外に米中関連で大きな悪化懸念を生む内容はありませんでした。
そして米中協議が8月中旬にあるはずでしたが、延期となりむしろ悪化懸念が遠ざかりました。
そのこともあり、相場は景気回復期待とワクチン報道等でどんどん過熱していき暴騰していきました。
米中協議延期か
— コト@20代米国株投資家 (@koto932) August 15, 2020
理由がスケジュール上の関係とあるが…
ファーウェイなどの通信、TikTokを始めとするアプリの中国製排除の動きが活発化してたから荒れると思ったが…先延ばしにされたか#NYダウ
週末の米中協議は無期延期、第1段階貿易合意の履行点検関連:ブルームバーグ https://t.co/oznNP8VUmn pic.twitter.com/QQU3SANzx0
ナスダックとS&P500は最高値を更新し続け、コロナ渦でも利益を出しているハイテク株と注目株であるテスラをはじめとする電気自動車関連にお金が集まっていきました。
このまま大統領選に向けて上がっていくと思いきや、9月3日に突然の調整が入り、下降トレンドに入りました。
暴騰相場でハイテク関連にレバレッジを効かせたTECLと注目株のテスラに投資していた私はどんどん資産伸びていく状況に完全に舞い上がり天狗状態になっており、切るタイミングが遅れ、爆益から損失へ...天国から地獄へ転落しました。
1日で含み益100万近く消し飛びました。
TECLとテスラの含み益全部消し飛んだ
— コト@20代米国株投資家 (@koto932) September 4, 2020
おらの100万どこいった……?
材料なしの調整とか聞いてないぞ?画像の2枚目が今日で、3枚目が昨日の投資額やぞ、信じられん
楽観し過ぎた…今日はもう絶望し過ぎて何もする気が起きない…
うわあああああああああああ
あ、あ、あぁ…あーあーあー#TSLA #TECL pic.twitter.com/nEox1tYwId
8月は短い夢を見させてもらいました。
原因が判断つかずに1日損切りタイミングが遅れましたが、原因をはっきりさせて上で反発するのではないかという淡い気持ちをきっぱり捨て、しっかり損切りをして現在は調整局面で体制を整えています。
今回の暴騰相場から急落での自分の動きは反省して、次の戦いへ備えます。
雇用統計の好感より一時上昇したが、下落には勝てず
— コト@20代米国株投資家 (@koto932) September 4, 2020
TECL損切り 購入$343 売却$316
過熱した相場にも関わらずMSQ月(3の倍数月)まで大量に持ち越し、考えなしのナンピンは反省
原因を明確にした上で損切りできたことは成長した
米MSQまではVOOのみ残し静観、反省したことを胸に刻み次の戦いへ備える pic.twitter.com/txUU33JfSu
今回の反省点2点あります。
・暴騰相場で有頂天になってた
金余りの状況と原因となる報道がなかったことにより、強気な気持ちのまま一時的な下落と見てすぐに反発すると思い、一気にナンピンをして結果的に損失を広げてしまいました。また含み益のままにしていたいという思いがありました。利確せずに税金を先延ばしにしたいという思いがあったのを覚えています。下降局面に入った瞬間、利益ありきの有頂天思考は叩き直した方が良いと思いました。
そのために投機ルールを文字に起こして、ルールを定めて相場のトレンド転換期が来てもすぐに切り替えられるように対策します。
経験したことや思ったことは随時更新して、経験した局面に入った時にすぐに行動できるようにします。
・イベントを把握していなかった
MSQとSQというイベントを把握していませんでした。
SQとMSQはオプション取引決算日のことであり、MSQは3の倍数月、SQはMSQ以外の月にあります。
特にMSQはオプション取引の決算の対象が多く、調整に入りやすい月です。
SQ・MSQとは?株価が荒れ、気配がストップ安になる理由 | はるかぶ
そのことを把握しておらずモロに調整を食らいました。特に上昇相場のMSQでは過去のデータから下降方向に調整が入りやすいです。通常はMSQの前週に調整することが多いのですが、暴騰相場だったこともあり早めに機関投資家とヘッジファンドに仕掛けられたのかもしれません。
これは今年から短期トレードを始めた初心者である所以の経験不足・勉強不足でした。
MSQ前の仕掛けか
— コト@20代米国株投資家 (@koto932) September 4, 2020
材料がなかったから何事かと思ったが、おそらくこれかな?
株価が過熱気味だったから早めに仕掛けられたのか
多少戻すこともあるだろうけど、基本的にはMSQ終わるまで下落トレンドかな
…次からは反省して資金を早めに引き上げとこう
MSQ終了まで静観だな#NYダウ #NASDAQ #暴落 https://t.co/HBFOoxu9g8 pic.twitter.com/O4rVLLZSCK
今回はMSQ関係なく順張りで上昇を追っていたので、投資額を増やし過ぎました。
MSQ前月末にはポジションを一部整理して多めにキャッシュポジションを持っとくような方針にします。
ただ相場を予測を全て的中することは不可能で急落を避けられないことはあるので、相場に大きな動きがあった時は日々のイベント予定や突発的な報道の把握を迅速にして直ぐに決断できるように心がけます。
反省点もありましたが、原因をはっきりさせて下降トレンドに入ったと判断して損切りできたことは6月にやっていたデイトレードの経験が生かされました。
また「順張りで上昇している銘柄に投資する」方針は8月中旬から末にかけて上昇相場に乗って爆益を出せていたこともあり、基本的に当たっていたように思えます。
ただし時価総額が高く、すでに株価が期待で上がっている銘柄は投資額が大きくなれば爆益にはならないと思いました。
テスラバブルに途中から参戦しましたが、結果的に入るのが遅すぎました。
株価が大きく、期待である程度上がってしまっているので、ここからだと相当その銘柄にお金が集まらないと倍々になりづらいと思いました。
なので、調整局面が終わり再び上昇トレンドに入ったら、ハイテク関連レバレッジETFと注目株(ズームやテスラ 等)以外にも成長株だと思われる小さい企業を狙っていこうと思います。
条件・目安は
・時価総額が低い($300億以下程度)
・株価が低い($100以下程度)
・上場してから間もない企業(〜5年程度)
・テーマ性があり、そのテーマの大手企業がコロナ渦でも上昇している
→現状は電気自動車関連、バイオ関連、医療機器関連、ハイテク関連等
・単純に投資して成長してほしい思えるか
テスラやズームの注目企業やコロナ渦でも強いハイテク関連の企業にお金が集まり、株価がどんどん上がっている現状を見ると、この方針で間違っていないと思います。
現状、条件に合っているのは以下4社。まだまだ調査不足なので調整局面中は探し続けようと思います。
ナノックス・イメージング(NNOX)
医療用画像システムの開発
ニオ(NIO)、シャオペン(XPEV)
中国の電気自動車会社
テンエックス・ゲノミクス(TXG)
遺伝子や免疫細胞など、生物学システムの解析のための装置、試薬、ソフトウェアを開発
ハイテク関連レバレッジETFと注目株(ズームやテスラ 等)、小規模の成長株はハイリスクですが、とりあえず挑戦です。
小規模の成長株は3〜10社くらいに分散して一個でも急成長株を当てにいきます。
爆益、爆益狙い。全損も可能性大。
サラリーマンとして稼ぎ、家計収支も黒字化できている今、リスク負ってでも狙いに行く!
お金持ちになるには、投機的にならなければならない場面もある!!
一回の100万消し飛んだくらいで心は折れないぞ、何度でも立ち向かっていく!!!
これからもニュースを追いつつ、市場で闘っていきます。
では、8月末のポートフォリオ報告をします。
目次
総資産
サラリーマンの給料でコツコツと資産を積み上げています。
一時、資産800万突破しましたが、9月初旬の調整で730万くらいまで転落しました。
めげずに引き続き、より早く資産1000万達成するために行動していきます。
株式
「SBI証券」で株式を取引しています。
長期保有のVOOと投資信託、短期トレード用の資金を半々に分けて投資活動をしています。
これは8月末の成績で、含み益は消し飛んでいます。
長期投資
VOO(バンガードS&P500ETF)は2019年4月からずっとホールドしているETFです。
VOOは心の支柱。資産の一部がVOOで支えられているからこそ短期トレードで攻められる部分があります。
短期トレード
...基本的には株価が上昇しているコロナ渦でこれだけの損失を出せるのは逆に凄くないか。
まだ致命傷ではない、市場から退場させられるほどのダメージは避けられている。
リスクは付き物、負けは経験となる。経験を糧に勝利を掴みにいく。
引き続き、スイングトレードを続けていきます。
短期トレード 取引履歴
損益金額合計 7月末-36万 → 9月中旬 -85万
投資信託
「楽天証券」の つみたてNISAと特定口座を利用して定期に投資信託を5万円分購入しています。
こちらは自動で毎月投資信託を定期購入してくれるので、機械的に資産を積み上げることができ助かります。
収支
「マネーフォワード」を利用してお金の流れを「見える化」しています。
今月は大きな支出もなく、収支は黒字化できているので問題なし。
日本の状況
安倍さんが辞任する報道がありました。
安倍さんは外交やアベノミクス等で助かっていた方々がいると思います。
本当にお疲れ様でした。
安倍総理辞任!?
— コト@20代米国株投資家 (@koto932) August 28, 2020
安倍ちゃんお疲れ様...
発表されてから日経平均ガクッと下がり、円高も一気に進んだな
これからアベノミクスのような株の買い支えがどうなっていくか気になるところ https://t.co/WJYv0BtsGr pic.twitter.com/HbKSsO5jaC
まとめ
今回の調整での敗北を胸に、これからも市場の動きを追いつつ仕掛けていこうと思います。
お金を稼ぎ続けられる限りは、何度でも立ち向かっていく!
リスクがあれど行動して、このコロナ相場のなか闘っていく!
金持ちになるために!!
「今回は失敗したが、次こそ勝利を掴む!!」