ポートフォリオ報告 (2020年9月) コロナ渦での米国大統領選!調整の急落を機会に株価は安定せず...米小型トレンド株のスイングトレードで立ち向かう!
「11月の大統領選に向けて...着々と準備が進めれている...」
目次
米国相場状況とニュースまとめ
9月は相場が荒れていました。
まず9月初旬は8月の暴騰相場から一転、大幅下落しました。
報道関係で悪材料はなかったのですが、MSQの月でした。
MSQでは多くの先物・オプション取引が決算日で強制決算されるので、暴騰相場ということもあって利益を得たい機関投資家・ヘッジファンドがMSQの約2週間前という早い段階で売りを仕掛けてきたという見方をしています。
過去に遡ると、通常の上昇相場なら1週間前あたりに仕掛けてくることが多いようです。(直近だと2020年6月MSQ)
私自身はそもそもMSQの知識がなく、悪材料もないこともあって切るタイミングが1日判断が遅れて損失を出しました。
私自身失敗しましたが、急変動に対してどう動揺してどのような行動するのか把握できたので、同じ状況に陥った時の行動を明確化・精神面の改善方法を考えるきっかけになりました。
私の場合は投資ルールを文字に書き起こして行動を見つめ直すようにしています。
今は戦略の練り直して次の戦いに挑んでいます。
他には9月下旬に以下のタイミングで下落していました。
・米国の追加経済対策の選挙終了まで中断
(現在は一部承認を進める可能性が出てきている)
・トランプ大統領のコロナ感染による選挙への影響
(現在は退院して選挙活動を再開している)
トランプ氏、追加景気対策の協議を「大統領選後まで停止」 - BBCニュース
新型コロナ:トランプ大統領夫妻、コロナ感染 「直ちに自主隔離」 :日本経済新聞
コロナ感染拡大の報道も目立ってきました。
感染拡大による経済活動の停滞には注意していきたいです。
【新型コロナ】インド感染者700万人突破-最多の米国で新規感染増加 - Bloomberg
新型コロナ:欧米、再びコロナ感染警戒 外出・営業制限も (写真=ロイター) :日本経済新聞
最近は対中の報道は目立たなくなってきましたが、中国に対しての世界的な動きや中国自身の行動にも注目していきたいです。
大統領選11月3日に向けて、まだまだ荒れそうです。
引き続き報道を追いつつ、市場で闘っていきます。
では、9月末のポートフォリオ報告をします。
総資産
サラリーマンの給料でコツコツと資産を積み上げています。
資産700万台に転落しました。
めげずに引き続き、より早く資産1000万達成するために行動していきます。
株式
「SBI証券」で株式を取引しています。
長期保有のVOOと投資信託、短期トレード用の資金を半々に分けて投資活動をしています。
長期投資
VOO(バンガードS&P500ETF)は2019年4月からずっとホールドしているETFです。
VOOは心の支柱。資産の一部がVOOで支えられているからこそ短期トレードで攻められる部分があります。
短期トレード
9月の調整を機会に戦略を変更しました。
セクターレバレッジ商品・注目株を順張りでスイングトレードしていました。
今までコロナ渦相場で闘ってきて気づいたのは、コロナ渦で業績を上げている銘柄は注目されお金が集まりやすくドンドン期待で買われていく、コロナ渦で業績を上げられない銘柄は注目に値されないところは株価が中々戻らないところが多いです。
つまり今の相場は逆張りを狙うより順張りで追いかける方が利益を上げやすい状況でした。
だから順張りスイングトレードを選択して運用していたのは悪くなかったと思います。
ただどちらも時価総額が高く、短期的な成長余力が少ないと感じました。
セクターレバレッジ商品の構成は当然ながら大型株が大きく占めています。
注目され過ぎている銘柄(テスラ ・ズーム等)も期待が大きく入っています。
利益は狙えますが、成長余力が少ないのでどうしても2倍3倍...を狙いづらい...
また大型株と注目され過ぎている銘柄は参加者が多く市場全体に影響する出来事に対して大きく影響を受けてしまうため上昇もするが下落幅も大きいです。
そこで9月は戦略を練り直しました。
調査方法と戦略
戦略を「米小型トレンド株の順張りスイングトレード」に切り替えました。
以下の条件で9月は調査して市場に資金を投じました。
・時価総額が小さい (〜300億ドル程度)
・コロナ渦で業績を上げているセクター
セクターETFの動きとnasdaqchartを見れば、トレンドのセクターが分かります。
銘柄の絞り込みは、セクターと業績推移をフィルターにかけられるTradingViewで分かります。この段階で投機に値する銘柄は監視銘柄に入れます。
無料株式チャート、株式相場とトレードのアイデア — TradingView
あとはマネックス証券の銘柄スカウターで詳細を調べていきます。
銘柄スカウターはマネックス証券を開設しないと使えないのでURLは省略。
あとは銘柄を5銘柄前後に絞り込みます。
絞り込むのは、致命的なニュースの取りこぼしや決算の管理が難しくなるので少数に絞り込みます。
1点集中は見当違いのときの損失が大きくなるので分散はさせています。
1週間〜1ヶ月前後様子見して、パフォーマンスが低い銘柄に対してタイミング分散しつつ入れ替えあるいは資金を移動します。
タイミング分散で少しずつ移動するのは、移動中に上昇トレンドに乗る可能性や入れ替え対象がいきなり下落トレンドに入る可能性があるのでリスク分散です。
現在は投じている銘柄は以下になります。
PTON(ペロトン・インタラクティブ)
ペロトンは「フィットネス×サブスクリプションサービス」で事業展開している企業です。
事業自体はシンプルで、自社のエアロバイク販売とサブスクリプションでフィットネスサービスの提供しています。
個人にはもちろん、米国のフィットネスクラブやホテルに幅を広く展開しています。
映像でお届けするフィットネスサービスは他のサービス利用者と競争できるシステムやレッスンする講師が高額の報酬を支払っており質が高いのもあり、ユーザ数が増えつつあり解約率も低くく業績を伸ばしています。
エアロバイク自体が高額で解約しづらさもあります。
サブスクリプションはユーザ数増で積立式に売り上げを伸ばし、一度サービスを作ればネットを介して展開して粗利も稼ぎやすいです。
今のコロナ渦で運動不足解消や在宅需要でトレンドに乗っていると思い投じています。
ただ既に時価総額が高めなので、どこまで伸ばせるか...
FVRR(ファイバー・インターナショナル)
ファイバーは「デジタルコンテンツ売買サービス」です。
ギグエコノミーをサポートする企業です。
ギグエコノミーはインターネットを通じて単発の仕事を受注する働き方のことを言います。
コロナ渦での在宅需要や副業需要、コンテンツの拡大化(動画コンテンツ)などで、トレンドに乗っていると思い投じています。
業績は2020年の2Qで惜しくも営業利益が赤字でしたが、次で黒字転換するであろうと予測しています。
PLUG(プラグ・パワー)
プラグ・パワーは「燃料電池技術開発」の企業です。
これから米国のテスラや中国の電気自動車の乱立を見ていると、将来近いうちに電気自動車が多く拡大すると思います。
ここはアマゾンやウォルトマートなどの巨大企業と取引しています。
電気自動車以外にも、配達に利用するドローンやフォークリフトなどの作業用の小型車にも利用されるので事業拡大はしていくだろうと考えられます。
売り上げが伸びており、将来性も買われて伸びていくだろうと思い投じています。
DAR(ダーリン・イングリディエンツ)
ダーリンは「食用、非食用的なバイオ栄養素からの持続可能天然栄養成分の開発と提供する」企業です。
世界ではフードロス問題があります。作られたが、食べずに捨てられる物が多いです。
この環境問題の解決を試みる企業でもあります。
開発費は大きいですが廃棄物は原価が低いので、利益率高いです。
売り上げはコロナ前後で変わりませんが、営業利益を伸ばしているので投じました。
...と言いましたが最近YouTubeでフードロス問題に触れ、私自身のもったいない精神もあって頑張ってほしいなぁと思ったのでただ純粋な気持ちで投資しました。
意外にも投じている中で一番安定して株価が上がっており安心してホールドできている銘柄です。
GRBK(グリーン・ブリック・パートナーズ)
グリーン・ブリック・パートナーズは「テキサス州を中心に展開する米住宅建設」企業です。
3月末あたりから米国でゼロ金利が始まり、お金が借りやすくなっています。
また金融政策で金余りが引き起こり、裕福な家庭の中にはお金を持て余している層もいます。
そして在宅需要で、新しい環境を求めている層もいます。
実際に米住宅関連の指標を見ても伸びていることが分かりました。
時価総額も10億ドル以下と非常に低く、米建設会社のなかで業績の伸びが特に良く、これからの伸びに期待できるグリーン・ブリック・パートナーズに投じています。
また決算の他に、毎月発表される米住宅関連の指標に大きく影響を受けるので伸びるタイミングの分かりやすさがあります。
ただ8,9月とハリケーンの影響をあったので、どう影響しているのか気になり投資金額は低め。
PFSI(ペニーマック・ファイナンシャル・サービシズ)
ペニーマックは「住宅ローン事業を中心に金融サービスを展開している」企業です。
こちらもゼロ金利、金融政策、在宅需要で伸びている米住宅関連の指標を見て投じています。
建設と金融でどちらが需要が高いか疑問だったので分散させています。
こちらも売り上げ・営業利益を伸ばしているので投じています。
現在の状況と考え
米小型トレンド株の順張りスイングトレードで利益を伸ばせています。
買いはクリアしています。 あとは、やはり一番難しい売却タイミングです。
以下に注意して行動します。
・伸ばせるところまで伸ばしてホールドする方針は変わらず
・常時、利確・損切りラインは含み損10%、最高値からの10%以上の下落
・決算タイミングと各企業の業績悪化に値する致命的なニュースに注目
・MSQ月前に投資比率下げるために利確・損切り徹底
・急下落が来ても投資メモを見て精神面を安定させ行動
相場の動きで注意するのは、トランプ大統領の落選と急激な調整です。
コロナ拡大による経済ダメージはコロナ渦でも業績を伸ばしている企業を市場は把握しているので、コロナが拡大してもコロナショックのように大きな下落はないと考えています。
大統領選に関してはバイデン氏が勝利した場合、バイデン氏の税制案であるキャピタルゲイン税や法人税の増税により長期的に株価へ影響が出てきます。
なので私はトランプ大統領の勝利を願っています。
ただ大統領選の動きはトランプ大統領が落選が確定になるまでは動かないです。
追加経済対策の中止の報道やトランプ大統領のコロナ感染の下落率・動きから、確定するまでは相場への影響はそこまで大きくないと考えているからです。
MSQ・SQの前後の動きには変わらず注意です。指数の暴騰時は特に注意です。
投資信託
「楽天証券」の つみたてNISAと特定口座を利用して定期に投資信託を5万円分購入しています。
こちらは自動で毎月投資信託を定期購入してくれるので、機械的に資産を積み上げることができ助かります。
収支
「マネーフォワード」を利用してお金の流れを「見える化」しています。
今月は大きな支出もなく、収支は黒字化できているので問題なし。
キャッシュレス情報
すき家 Visaタッチ決済で50%還元
久しぶりにかなりお得情報があったので紹介します。
・Visaタッチ決済で50%還元(還元2000円まで、つまり4000円まで利用可能)
・Visaタッチ決済できる枚数分可能(2枚あれば4000円×2枚で8000円までになる)
・500円以上の決算が対象(注意)
私はVisa LINEPayカードとKyashがVisaタッチ決済対象になっていました。
他には三井住友カードがVisaタッチ決済ができるようです。
10月は牛丼づくしになりそうです。
私はコスパの良い牛丼のメガ盛りをお持ち帰りで2回程度に分けて食べています。
メガ盛りは780円なので、フルで利用する約10回分還元される計算です。
日本の状況
菅総理に変わってから政治の動きが活発化してきた印象です。
・ハンコ廃止の動き
・大手キャリア3社の値下げ対応
この影響もあり、デジタル著名関連の銘柄と携帯会社の株価に影響を与えています。
また世界でコロナが拡大する中、日本は比較的コロナを抑えられているので世界から注目されつつあり日経平均も株価が上昇傾向にあります。
特にマザーズ関連のハイテク関連の銘柄が伸びが大きいです。
短期的には、マザーズのコロナ渦でトレンドに乗っているハイテク関連に投じても面白いと感じました。
まとめ
9月の調整での自分の動きを反省して、戦略を練り直して次の闘いに備えました。
次こそは利益を得るために、自ら判断して行動していきます!
そしてリスクがあれどお金を稼ぎ続けられる限りは、何度でも立ち向かっていく!
目指すは億だ!金持ちになるんだ!!
「次の闘いは始まっている...失敗を生かすとき!」